入院17.18日目・術後15.16日・退院。今回掛かった費用は?(子宮頸がん1b1期による開腹式広汎子宮全摘術・体験レポ33)

こんにちは。

Mayurikiです。

昨日の続きから、今回は「入院17.18日目、術後15.16日目、そして…退院」の話になります。

<入院生活>

入院生活も今日で終わりです。

明日には退院と言う運びとなりました!

本来なら、あともう1週間の入院生活の予定でしたが

主治医から入院前から聞いてた様に

初めから私はそのつもりだったので、お願いしました。

(まだ痛みはあるけどそれでも”家に帰りたい!”)

侍医には「そんなに退院したいですか?」と驚かれましたが、

勿論「はい!」と即答。

侍医が主治医に聞いて下さり

OK”が出て晴れて急遽明日退院となりました。

(主治医から聞いていたのは

術後二週間は絶対入院ですが、残りの一週間は導尿のみになるので

皆さん飽きてくるようで自己導尿を覚えて2週間で退院する方もいらっしゃいます

との事でした)

<退院が決まると‥>

退院が決まると慌ただしくなります。

後回しにされていたリンパ浮腫やむくみについてのレクチャーもようやく

受けることが出来ました。

この時に日常生活においての注意点なども分からない事や疑問に思っていたことを

聞く事ができました。

(むしろ、この時に聞いておかないと退院後は

中々看護師にも医師にも連絡が取れにくく気軽に聞けなくなるので、大切!

ただ、診察の時には聞けます)

<注意事項>

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術後のむくみからリンパ浮腫との関わり方です

蜂窩織炎(ほうかしきえん)に対してはかなり恐怖心を抱いていました。

(””などと揶揄した画像などが検索すると出てきたりします)

ですが、これはリンパ節を切除したら全員が発症するわけではない

という事を知り一安心。

発症にもタイムラグがあり10年後に発症した方もいればすぐになる方も。

1つの目途としては5年

そして、その対処方法も聞き

そこまで難しい事では無かったので安心しました。

大切なのは”なる前”のケア

<ファッションにも注意が!?>

一点残念な点はヒールの高い靴は履かない事。

(一か所を圧迫することがよくない)

それと、足首だけキュッとしまったスウェットパンツなんかも。

ですが、幸いにしてスニーカーやフラットシューズが豊富にある今は

気もちを切り替えて新しいファッションにチャレンジするつもりで楽しんでいます。

パンツも逆にスキニーパンツは一部ではなく全体なので案外、大丈夫!

<最後まで残っていた痛みの原因が遂に>

そして、原因3の結果は。

侍医が様々な文献を読んで過去に何人かの患者さんで

私と同じ症状の方が居る事を教えてくれました。

原因は私の予想というより母の予想通り、腸の腫れではないかと言うことでした。

手術の時にお腹を開腹した際に、腸が外の空気に触れることで

臓器が腫れてしまう事があるそうです。

その為、お腹の内側で腸が腫れ上がり傷口に付いたりして痛みが伴う

<痛みの解決策は?>

そして、これには残念ながら対処のしようがないようです。

また開腹するわけにもいかないので自然に腫れが引くのを待つ仕方ない。

残念ですが原因が分かっただけ、一安心です。

(そしてこの事象は、peer ringという”がんコミュニティーアプリ”を昨日知り

私自身も初投稿で質問した際に何人かの経験者の方達からの回答で

同じ様な経験をしている方もいるという事を知りホッとしました)

そして、本日の排尿記録は

<排尿記録:術後15日目>

摂取:1,700ml

排出:1,641ml

(自尿240ml・残尿1,401ml)

6回の自己導尿は、全て残尿>自尿でした。

結果退院後も自己導尿の方向となりました

ブログでは入院中に排泄機能が回復して終了となる方が結構いらっしゃったので

自分自身も楽観視していた部分もありましたが、人それぞれですよね。

そして、辛い時は”peer ring”です。

そこでも人によって長い方は1年半経った現在もという方もいらっしゃいました。

長い付き合いになると覚悟した退院前日の夜でした。

<排尿記録:術後16日目>

排尿記録(退院するまでの朝8時まで

摂取:450ml

排出:319ml

(自尿0ml・残尿319ml)

最後まで一度も自尿は上回る事は出来ませんでした。

なので、退院時には大量の自己導尿用に尿道カテーテルを処方して貰います。

(退院する際にエコバッグ必須です!)

<最後の診察>

傷の痛み(腸の腫れなど)はありますが、それ以外は良好というお墨付きを得て

退院許可が下りました!

この際、自分の切除した子宮を初めて見ました(写真で)。

副主治医の話す通り、とても綺麗な子宮でした。

見た目にはガンが進行している様には見えませんが病理診断の結果待ちとなります。

結果によって追加治療(抗がん剤など)か経過観察になるかが決まります。

注意事項などを聞き次回の診察の予約を取りお礼を言って終了となりました。

(この時に2週間後の予定でしたがちょうど次の日に子供の運動会があるので

翌週にしてもらいましたが、失敗。早いに越した事はないと後悔しました

<最後の診察も終了し‥>

その後、薬剤師による薬の説明と処方をしてもらいました。

(尿道カテーテルは、使い捨てカテーテルとスピーディーカテーテルの

二種類を頼みました

片づけをして、ゆっくりDVDをみつつ家族とカルテが来るのを待ちます。

両方到着後、晴れて病室、病棟を後にします。

入退院センターで手続き後、会計を済ませて晴れて退院です。

<今回掛かった費用>

189,237円です。

今回、月をまたいでの入院となったので高額医療費になっても

2カ月の請求となっています。

この他に、清浄綿、手術着、HCUに入院する為のキット購入が

別で掛かっています)

<病院の外に出ると>

よく晴れた空でした。

帰りの車の中ではお腹の傷やむくみが痛むので座席を倒し気味にして

乗り込みました。

次回は「退院後初めての診察」です。