こちらでは子宮がん検診を受けた際に「子宮頸がん」と診断された際に私的、読んで欲しい内容を一覧にしてまとめたものになります。
※記事内容は随時、精査し加筆・修正を行い更新していきますのでその点、理解の上宜しくお願いします。
※前置きの前置きとして、私自身は医療従事者ではありません。
更に詳しい日本での医療(治療)が知りたい方は是非こちらのサイトをご覧ください。
日本における婦人科腫瘍に対する標準治療ガイドラインが掲載されています。
がんの解説~治療、予防、検診に相談など
<前置き>
まず初めに記事を読む前に「ゆっくりと大きく深呼吸」をして下さい。
きっと私のこのサイトを訪問された方は、以前の私の様に動揺されていると思います。
ただでさえ、診断結果(告知)を受けた上にこれからの事を思うと…計り知れません。
ですが、まずは落ち着いて考える時間を持って欲しいなと思います。
私が読んだ書籍「がん放置療法のすすめ」の著者近藤誠医師も「時間稼ぎ」を勧めていました。
それは、ただ単に逃げる時間、現実逃避する時間ではなく慌てずに自分の病状を知り、がんという病気を知り、現在どんな治療法があるのかを知り、そういった全ての物を把握した上で自分で選択していく為の時間稼ぎの時間が必要だと私自身理解しました。
私は最初がん告知=死の宣告だと思いました。
実際に色々と調べたりしていく中でそれは極論が含まれていると分かりました。
(確かに急性や血液のがん、小児がん、腎がんなどはこの範疇ではありません。ここでは子宮頸がんにのみ言及とさせて頂きます)
子宮頸がんになったからと言って「がん」を原因として今日、明日死ぬわけではないとその時に初めて理解しました。
確かに私自身は症状が何も出ていなかったのに、それが急にがん細胞が異常に増殖して死ぬわけではないという事も知らなかったのです。
無知とは恐ろしい。自分の愚かさ加減にビックリしました。
なので、今から数十分私のつたないサイトではありますがお付き合い頂ければと思います。
(勿論、この後に沢山のサイトや書籍を見て、聞いて、比べて欲しいと思います)
<目次>
まずは木である「子宮頸がん」を見る前に森=全体を知ることが大切です。
<ベースとなる基礎>
まずは”そもそも、がんとは?”についての情報。
「現在作成中です。もう少しお待ちください」
次に女性特有による婦人科腫瘍について。
本題の子宮頸がんについて。
「現在作成中です。もう少しお待ちください」
そして、その原因とされているHPVについて。
<治療についてあれこれ>
そして、今回の子宮頸がんと診断された場合、今後予想される治療方針について。
もし治療する場合においての注意点(副作用、術後のことなど)。その他にもお金の事など
こちらは広汎子宮全摘術を行う前に読んで欲しい。
「ちょっと待った!後悔する前に手術でリンパ節取る前に一回見て欲しい」
いざ、手術や入院となると不安ですよね。聞けないお金の話。
「いくらかかる?<子宮頸がん1b1期>治療に掛かった費用公開(まとめ)」
手術する場合に必ずあるリンパ節郭清による後遺症対策に。
「リンパ節郭清って?術式を詳しく、更に対策としての”虫刺され”を1度考えてみる」
入院した時に実際に私が役立った物を紹介しています。
<ここからは術後の話>
退院した後は思いのほか動けなかったりします。特に開腹手術をすると、
「退院前に!いや入院前に是非検討して欲しい。リンパ節郭清・後遺症対策(インテリア編)」
素朴な気になる疑問!退院後のファッションについても
中々聞きづらいこんな質問、私なりにぶっちゃけ…答えちゃいます。
こちらも全て赤裸々に。術後の後遺症である「排尿障害」について
「子宮頸がん1b1期と診断され広汎子宮全摘術手術後の排尿日誌~今まで(術後6カ月)」
<私の体験談>
子宮頸がん1b1期(扁平上皮内がん)での治療体験記録「広汎子宮全摘術」
「入院する前のはなし」
「入院中、手術前までのはなし」
「入院中、手術後のはなし」
「退院後のはなし」
「通院(~現在)」
この病気になって、わたしのこころの葛藤について。
<別の療法?>
そして、その他にもこんな療法を提示している方が居るという情報も大切です。
がん放置療法って何よ?
「改めて近藤誠氏の書籍2冊を読んで分かった10のポイントをまとめてみた」
<私の本棚>
そうして、色々な治療方法や経過について、各種論文や書籍などで調べながら担当して下さる主治医と話合い分からないところは事前にメモを作成して持っていき、納得するまで話し合った上で一度家族と改めて話し合った上で治療計画(治療方針)を決定していくことがベストだと思います。
<私的5step>
step1 自分自分で自分の状態を把握する
step2 自分で把握した上で主治医と話し合う(治療方法や現在の医学、研究などを教えて貰う)
step3 一呼吸置く。治療に入る前(決定する前)に家族と話し合う。又は、セカンドオピニオンする。
step4 ここで初めて治療方針を決定し、主治医と協力して行っていく。納得できない場合や設備などがない為に受けられない場合は紹介状を貰うことをお勧めします。
step5 治療をいざ開始してからも疑問になったことは聞いたり調べたりする。他にもあるなら紹介状やセカンドオピニオンは求めていくべきです。常に、実行してどうだったかを確認して次に生かす!です。
<おしまいに>
私自身は自分で状態を把握していたと思っていました。
ですが、実際は調べ不足でした。
セカンドオピニオンもすれば良かったしもっと、色々調べたりすればよかったです。
もっと自分の身体と心と向き合えば良かったと思っています。
なぜ私がここまで言うかの理由はこちらから。
今は情報化社会です。色々な情報が玉石混交、沢山あります。
沢山であるが故の弊害もおきています。
沢山ありすぎて…結局何が正しく何が駄目なのか良く分からない。
私自身もそれに飲まれて、「がん」告知に飲まれて狭い考えしか持てませんでした。
医師の知識や技術、経験は大切です。
ですが、それを全て医師任せにせず、自分の病気ですから自分主体で行いましょう。
だって、結局チャレンジするのも犠牲にするのも医師でも家族でもない、私自身なのですから。
後悔が残らない選択なんてないのかもしれません。
でも少なくとも自分が選んだ選択以上に後悔が残らないのもまた事実なのかなと思います。
それと、注意点。
決めたからと言って、貫くとか全うする必要はないと思っています。
その時に状況は刻々と変わるし自分の身体だって生まれ変わっています。
大切なのはそうなってから慌てて周りに流されてお任せにするのではなく、自分で色々な可能性を想定しておくことが大切です。
ここから二つの出来事を紹介します。
1つ目は、あるブロガーさんの記事に載っていました。
ブロガーさんのご主人は常日頃から”ブロガーさん自身が癌になる前から”、がんに対する書籍を多数読んでいたそうです。
「なぜそうするのか?」尋ねたところ「なってからでは正常な判断が出来ないから」とのこと。
なるほどな!の一言です。今日本人男性でも50歳からは2人に1人ががんになると言われています。
事前に知識を持っておくことはプラスにはなってもマイナスにはなりません。
それは、自分自身がなった時も家族がなった時にも有効な備えだと思います。
但し、随時更新は必要なのは言うまでもありませんが。
2つ目が、米倉涼子さん主演であったドラマ「ドクターX」というTV番組がありました。
その時の大門未知子(役:米倉涼子さん)さんが登場するシーンで印象的だったものがあります。
大門未知子の「私、失敗しないので」の言葉の裏には綿密に練った”あらゆる可能性を想定した術式”が記載されたノートがあることを知りました。
(この時は大門未知子自身が病に侵され執刀を頼む際に見られるようにノートに記したのかもしれません)
このどこまでも想定して対処を事前に決めて挑むことによって、余裕が生まれ全力で手術に患者さんに挑むこと(向き合うこと)が出来ること。
そしてそれを生半可な気持ちじゃない戒めとしてこの言葉「私、失敗しないので」があるのだと知りました。
「失敗したら患者に次はないんだよ」
そして、それは患者である私自身にも当てはまるなと今では実感しています。