「予防」関連

がんになる前に、大切なこと。

がんだけじゃなくても大切なこと。

タイトルもさることながら、こちらは予防について書いている書籍ではなく予防として行われている医療についてを書いた章は、他の書籍では見られない(知らない)世界を教えてくれます。
その他にも、「がん」や「死」に対しての実際にリアルな患者さんと共に接してきた老人ホームの医師の言葉にはどんなに偉い大学病院の教授でも体験しえない世界を感じます。まず医者に掛かる前に、その前の検診を受ける前に読んで欲しいなと思います。

これこそ本当の予防では?「早期発見・早期治療」と言っても結局はなってからの話。そうじゃなくて、なる可能性を秘めているモノ(ウィルス)を検査して見つけて・治療すれば検診の必要もなくなるのでは?子宮頸癌検診については何ともですが、胃がんの9割の原因になっているピロリ菌については、私自身、検査を受けようと思いました。←ちょっと現在は検討というか受けるのを辞めました。
この書籍を削除しても良かったのですが、これも1つの参考意見として記載しようと思い直しました。なので、ここで加筆という形で記入させて頂きます。
がんを一括りにせず、その部位によって原因は様々あるというきっかけを与えてくれた書籍なのは間違いありません(歯の治療の重要性に関しては私自身も賛同しています)。ですが、検査後、予防の為(除菌の為に)に抗生物質を投与することへの危険性が論じられています。
なので、これについては各自で判断した上でお願いしたいと思います。
加筆・修正 2020.6.17

「がん放置療法のすすめ」著者近藤誠医師による”女性の医学”についてスポットを当てた本書。日本で初めて乳がん温存療法を実践した第一人者。実の姉が乳がんになり、実際の療法を日本で初めて実践した第一号となった。医療の犠牲者にならない為の情報が満載。予防の為のワクチン接種や子宮頸がん検診について異議を唱える。まずは、検査する前に一読してからをお勧めします。

上記でも書いた胃がん予防の為に行われるピロリ菌検査及び除菌(抗生物質)に関する意見を近藤氏が本書で指摘しています。
まだ読んでいる途中なので、感想についてはしばらくお待ちください。

日本で行われている免疫療法と本当の免疫療法によるがん治療についての違いや効果の解説がされています。
そして、実に興味深いのは「免疫細胞とは?」「がん細胞とは?」そして、その関係について、どういったアプローチの元で行われている項目では他にはない分かり易さを感じました。又、免疫力を高めようという現在の風潮に警鐘を鳴らしていように感じました。