入院中に役立った物を紹介(開腹式広汎子宮全摘術編)

こんにちは。

今回は前回に引き続き、入院中に私が役立った物を紹介したいと思います。

入院の時は基本的な物はパンフレットに記載されていて

特別必要な物は入院前に看護師の方から説明がありました。

その他のアイテムについては私的見解を加えて紹介したいなと思います。

まずは

 

<基本アイテム>

・パジャマ、下着2着ずつ

・洗面用具(歯ブラシ、タオルなど)、お箸セット、コップ、ティッシュ

・室内履き

・イヤホン

こちらの基本アイテムは前回の記事で書かせて頂いたので省きます。

今回の手術に伴って必要になったアイテム

・T字帯2枚

・吸い飲み

・トライボール

・エコバッグ

※全てに名前を記入

・腹帯2枚

・保湿クリーム

になります。

・T字帯

まずT字帯は簡単に言えばふんどしですね(/o\)(/ω\)

マジックテープ式もありましたが私はスタンダードな紐タイプにしました。

結果、私は最初の二日間が寝たきりでお腹が腫れていたのでちょうど良かったです。

マジックテープが傷口に触れるだけで…泣

 

病院では紐タイプじゃないと駄目と言われる場合もあるそうなので確認した方が

良いと思います。

 

それと、私は体を拭いて貰う期間がちょっと長めだったのですが

このT字帯に関しては体が動ける様になってからは使わなくなり直ぐに捨てました。

なので、もし使い捨てと思うなら安いタイプで充分かなと思います。

 

この後からはマタニティパンツに変えました。

このマタニティパンツは他のブログの方から知恵を頂きました。

結果、大正解!

 

傷にちょうどゴムが当たらずに良かったです。

しかもお腹が腫れていたのでウエスト周りがゆるく出来ているマタニティパンツは

ゆるくもなくちょうど良かったです。

 

是非、お勧めしたいアイテムです。

腹腔鏡手術の方でもリンパ節を切除すると一度お腹周辺がむくむので

ゆるく守ってくれると思うので良いかなと思います。

 

結果、このマタニティパンツはお腹がしばらく腫れていたので

退院後もしばらくお世話になりました。

 

・吸い飲み

看護師に一応購入して下さいと言われて用意しましたが

結構活躍してくれました。

まず手術後のHCU室では寝たきりなので口をゆすぐ時に使いました。

それから寝たきり期間も水を飲むときに、

歯磨きするときにも水がこぼれず自分で飲むことも出来るので起き上がれる様になっても外の洗面所まで動くのが億劫な時にと、活躍しました。

こちらのサイト値段が安い…私600円で買いました。

 

・トライボール

今回の入院の時に初めて使用しました。

Amazonで買うより病院の売店の方が気持ち安いかもです。

(3600円でした)

今回の手術も全身麻酔の予定です。

ですが、今回は今までの中で一番手術時間が長くなります。

長時間呼吸器を付けての手術が長くなると肺機能が低下しやすい様です。

なので、手術前から肺活量を増やすトレーニングを課せられました。

もし手術後も低下した場合は痛みに耐えながらやらなくてはいけなくなる

と聞かされ、頑張りました!

入院中は他の方も居るのでトイレや待合室で行っていました。

お陰で手術後は問題なく肺機能はクリアされました。

 

この手術から一年後に私は処分してしまったのですが、

失敗したと今後悔してます。

コロナウィルスに感染すると肺機能が弱ると聞いたのでこれで、

日ごろからこちらでトレーニングしておけば良かったと思いました。

 

・エコバッグ

HCU室に入室する際に荷物一式を入れる袋なので何でも大丈夫でした。

名前記入なので100均一で用意しました。

 

・腹帯

スタンダードなこちらのタイプにしました。

後ろがメッシュ素材で蒸れず

前のマジックに少し綿が入っている部分があり傷に当たらず快適でした。

 

・保湿クリーム

リンパ節を切除すると皮膚が薄くなるようです。

その際リンパ浮腫予防として保湿するように指示があります。

私が実際に使用した物は、シャワー上がりに全身たっぷり使うので大容量で、

ポンプタイプのものを選びました。

お陰で、両手に付けて使えるので便利でした。

 

<その他>

・アトファイン

病院では教えて貰えなかったのですが、

自分で調べて退院後から貼っていました。

もっと早く知っていればと後悔。

 

ケロイド予防になりますし、

傷が直接衣服(ショーツ、腹帯など)に当たらず快適です。

傷の縫合に溶ける糸が使用されていたのですが

それが飛び出している所があり

自分で糸を引っ張るのには勇気が入りアトファインを貼っていると

引っかかりもなく快適でした。

 

(入院中は看護師の方がガーゼを貼って保護してくれていました)

こちらは枚数は少ないですが縦半分に切って二枚分にして使用しました。

1週間~10日間に一度張り替えていました。

 

・リンパ浮腫関連書籍

この本だけでなく他にもセルフケアの方法が載っている書籍が何冊か

出版されているのでどれか1冊手元にあると良いと思います。

 

私はこの本のセルフケアの仕方を見ながら行ったら

むくみで辛かった付け根の詰まりや突っ張り感も緩和されました。

(あくまで自己責任の基でお願いします)

 

ポイントは

さする感じで行う”です。

力強くリンパマッサージの要領で行うと逆効果になる可能性が

ありますのでご注意下さい。

 

因みに改訂版も発売されています。

 

・清浄綿

自己導尿を行う際に必要になります。

こちらのタイプは水分量が結構あるので外出先で手を拭くときも便利です。

ただテーブルを拭くときは水っぽすぎるかもですね。

そんな時はこちらの方がいいかもしれません。

 

・マグネシウム入りミネラルウォーター

ようは硬水ですね。

便秘改善の為に1日750mlは最低とっていました。

主治医や看護師に頼めばマグネシウムのお薬を頂けますが効果が強すぎるので、私はご飯とお水と運動(散歩)で便通改善をしていました。

リンパ節や子宮を切除したことによって今まで支えとして機能していたのものがなくなったので腸の位置が変わり、更には空気に触れることで腸は腫れます。

そして、術後の浮腫みも出るので余計デリケートな腸は影響を受けやすくなっているのでは?と推測できます。

 

以上になります。

お役に立てたら幸いです。