こんばんは。
Mayurikiです。
今日は昨日の続きから、「入院2日目・手術当日」の話になります。
<手術当日>
朝は驚くほどぐっすり眠れました。
(きっと睡眠薬のお陰ですね!)
朝5時に看護師に朝の採血で起こされます。眠
採血後はお手洗いに行き血圧測定と体温を測りながらゆっくりと
携帯で音楽を聴いていました。
<恒例の浣腸タイム{ふ-!>
朝6時起床のコールが流れると看護師が再び来て一緒に処置室へ移動し
浣腸(*ノω\)
そのままトイレに駆け込みますが何も出ないですね…
(浣腸をしたりお粥や重湯、絶食する事で胃や腸を空っぽにするそうです。
理由は勿論、手術中に色んなところから出さない為ですね。。)
朝7時になり手術着に着替えて弾性ストッキングを履いて荷物をまとめておきます。
(弾性ストッキングは着圧ソックスのような物で医療用なので着圧具合が違います)
(このタイプを2足支給され入院中は洗濯をして交互に毎日履いていました。
追加購入するかはご自身のライフスタイルで必要と感じたら購入して頂いてもよいと思います。
因みに私は購入していません。)
<手術前>
手術予定は午前9時半頃の予定でしたが、8時頃には家族が到着していました。
看護師に呼ばれるまではゆっくりDVDを見てリラックスしていました。
<手術室へ>
9時前に呼ばれ私は看護師と一緒に徒歩で手術室へ向かいます。
家族に荷物を預けて一旦分かれます。
(今回は大きな手術予定で時間は6時間位。
なので、主人一人で待っているのは大変なので交代で
お昼の時だけ母に来てもらいました)
歩いて手術室に向かいます。
手術室に入る前の待合スペース(患者のみ)でシャワーキャップを被り
名前と生年月日の確認をして入室。
その後、自分の手術室の前に到着すると手術担当の看護師と麻酔科医達に
バトンが代わり、ここでも名前と生年月日とネームバンドの確認をし
アレルギーのチェック。
その後、入室。
<いざ、手術開始>
手術台に乗り、点滴、酸素マスク、心電図などの装置などなど
色々付けられ、
今回も嫌いな剣山を額にグリグリ押し付けられ…
そこから酸素マスクに酸素が来て咳込み(毎度)、
次第に意識が遠のきます。
手術終了。
<HCU>
私が意識を取り戻した時にはHCU室の中です。
(HCU室=準集中治療室になります)
ボーっと意識が朦朧とする中、私が主人を認識したのはほんの少しの時間だけでした。
意識が朦朧とする中、私は激しい痛みに悶えていました。
色々な方のブログを読むと激しい寒気が襲うと何人かの方が
体験談として書かれていて
麻酔科での診察の際も術後の副作用でそうなる方が居るという事でしたが
どうやら私は該当しなかったようです。
その代わり、私に来たのは激痛でした。
そして、大量の唾液。
主人と会った時の記憶が私は曖昧だったのですが
主人は相当ショックだったようです。
(理由は私があまりにも痛がっていて、
管やら医療器具が色々付いた状態だったから様です)
<家族との面会>
主人が私に会いに来たのはこの時、時間は夜8時位だったようです。
面会時間は夜9時までだったので本当に少しだったようです。
(手術が長引いて終わって家族が声を掛けられた時から
実際本人に会えるのは30分~1時間位かかるそうです)
この時の私は水分が取れないので口の中が乾燥している上に
長時間寝た姿勢でいるので舌の位置が上がってきてしまうようで
唾液が口に溜まってきてしまい
更に、寝たきりの状態で上手く飲み込む事が出来ません。
(というよりしてはいけないようです)
なので、主人に頼んでティッシュを取って貰ったりしました。
※唾液が溜まる理由は教えて貰えもらっていません。
改めて調べて掲載させて頂きました。
<痛みと唾液との闘い>
主人が帰宅した後は
HCU室担当の看護師は2時間おきの巡回です。
その時に吸い飲みで口をゆすぐ行為だけは許されているので
やって貰うのですが、
この2時間が本当に長く感じました。
理由は、あまりの激痛で動けない事でした。
寝返りを打とうとしたら、
それは気がおかしくなりそうでした。
なので、ずっと仰向けのままで居るので時々体が痛くなると
”もぞもぞ”と”うねうね”と動いて片足を上げたりして調整していました。
HCUのベッドマットのスポンジが不思議な素材で時々、
看護師の方が来て
私の体の方ではなくマットの方を押して間に空間を作って床ずれを
防いでくれていました。
朝が来るまで、
私は口が唾液で苦しくなって看護師が来てくれるのを待っては
うがいをして少しスッキリして体を少し動かして少し寝る?というより、
疲れ果てて意識を無くすように少し眠り、
またすぐ起きては苦しくなり
看護師が来てくれるのを指折り数えては待ちわびていました。
私が居たHCU室は2人部屋で隣の衝立越しに人が居る気配を感じます。
ただ、会話は私が出来る状態でもなく相手もどんな状態か分からないので
話す事は無かったのですが、
どうやら同じ病棟で同じ手術(術式は分かりません)
だったことは後に推測して分かりました。
こうして私にとっての長い1日が過ぎていきます。
明日は入院3日目、手術後翌日です。
<あとがき>
きっと、今回の記事を読んでこれから手術を受ける方で不安になる方も
居ると思うので、ここではあくまで私の一体験談として聞いて頂ければと思います。
後の記事でも記載しますが、
私が激痛だったのには理由が二つあったと私自身は思っています。
(医師からはそうだとは言われていないので推測です)
ただこの時は分からなかったので、
絶望感しかなかったのですが…
1つ目が、傷口はお腹だけでなく内部(お腹の中)にもあります。
そこから膿が出るので、そのままにしておくと感染症など
色々な二次的に起きてしまう合併症を防ぐ為に
管をお腹の中に2か所挿入しています。
その2つの管がどうやら私の中の臓器に当たっているか傷つけているのかで
動いたりすると激痛になっていました。
(こんなに痛みが出る方は稀だと医師や看護師達もおっしゃっていました)
2つ目が、麻酔が効かない。合わなかった。漏れていた。
この二つの理由により激痛で痛いのに麻酔が効かない状態で耐えるという状態に
なってしまったようです。
他の方が書かれているような副作用による激しい悪寒などもありませんでした。
そして、今回の私のケースは稀だと言う事はお伝えしたいと思います。
ピンバック:体験レポ22:入院3日目、手術翌日(子宮頸がん1b1期による広汎子宮全摘術) | MY LIFE.
ピンバック:入院3日目:手術翌日(子宮頸がん1b1期による広汎子宮全摘術・体験レポ22) | MAYURIKI_relife