体験レポ08:入院2日目。手術当日(子宮頸がん高度異形成によるレーザー蒸散術)

こんにちは。

Mayurikiです。

今日は前回の続き、入院2日目「手術当日」。

<入術当日、ちょっと早く起きて>

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今日は、手術が午前中にあり

全身麻酔による手術の為

朝6時からは絶食です。

 

勿論、水分も禁止なので

それよりも早めの朝5時に起きて

モーニングコーヒーを沸かして入れました。

(処方箋など特別な指示はないのでカフェインをとっても問題ありません)

 

朝日を見ながら一人でホッとするひと時です。

(実は朝5時に起きたのは物音で目が覚めてしまい、

もう寝られる気がしなかったので

せっかくなので、そのまま起きることにしました)

 

それから起床時間(6時)になり

洗顔、軽い身支度を済ませて

検温、血圧を測り手術時間まで

ひたすらDVDを見ます(笑)

(看護師さんの声掛けで病院着に着替えたり健康チェックを合間に)

 

<噂の教授回診を初体験>

そして、この時に初めて

教授回診を見ました!

急に声を掛けられてカーテンを開けられると

沢山の先生達が急に大行列をなして居るので

驚いてギョッとしてしまいました。汗

 

侍医からは

体調どうですか?今日宜しくお願いします

とだけ挨拶を交わし終了。

(あれはTVドラマで見る「先生、ありがとうございます~」みたいな

尊敬とか感謝とかじゃなくて、

急に来てただただ萎縮するなと思ってしまいました

手術前なので余計にかもしれません)

 

(ちなみに、これですね)
(発売延期未定)山崎豊子 「白い巨塔」 DVD BOX

 

<そろそろ、手術室へ>

それから病室にある荷物を全てまとめていると

主人が到着。

(手術中は何があるか分からないので貴重品等も含めて

全て家族が一旦預かります。

病室に戻ってくるときに家族に荷物を持ってきてもらいます。

不可能な場合はコインロッカーに預けておきます。)

 

それからほどなくして看護師に呼ばれて

歩いて看護師と一緒に手術室に向かいます。

(担架は、、、ないよね?と心の中で思ってみたり)

 

手術室の前には、前室があります。

そこには沢山の今日、手術する患者さんがいました。

老若男女問わず。

 

時間になると、手術室の入り口のドアが開き

一人ずつ点呼と共に今日使用する手術室が指示され

そこまで看護師と一緒に歩いて向かいます。

 

<いざ、手術室へ>

本当に、凄く不思議な空間。

 

手術室の前に到着すると

付き添ってくれた看護師と

手術を担当する看護師(手術助手?)は交代。

腕に付けている生年月日や名前タグを見て間違いがないか

今日の健康状態や術式などを確認します。

 

手術室の扉が開くとそこは本当に

異様な何とも言えない空間がありました。

無菌室な空間なのは勿論ですが

あるのは台と医療器具のみ。

 

一瞬、宇宙ステーションってこんな感じなのかな?と思ってみたり。

<手術の時間です>

そのまま手術台に自分で乗り

様々な器具が装着されます。

 

装着されながら色々な方に「お願いします」と声をかけられます。

麻酔科の先生に色々な物を装着されるのですが

これ、、、が

痛い!

(毎回、手術の度に痛いと思ってしまいます)

 

何かと言うと

頭に付ける沢山の小さい剣山みたいな装置。

確か心拍数を測る物だったと思いますが、

これがグリグリと指で額に押し当てるので

イラっとする位、痛いです。

 

それから点滴を打たれて酸素マスクを付けて数を数えられていると

段々眠くなり

次に気づく時には手術終了時です。

(酸素マスクを最初、付けられて酸素が流れて来た時は

最初咳込んでしまい苦しかった。

てか毎回私はこうなるので、もしかしたら体質かもしれません)

 

<手術終了>

「○○さん、分かりますか?」

の声と共に目覚めます。

意識が朦朧とする中で

「手術終わりましたからね」

と声を掛けられ

「いっせーの」と言う合図と共に

手術台から担架に移動され

そのまま手術室を後にします。

<病室へ帰還>

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そのまま朦朧とした意識の中、病室へ。

(この時に家族は既に主治医から手術の詳細を別室で説明された後だったようです。

家族曰く、手術時間は短く1時間かかったかな?位だったようです)

 

それからは朦朧としていた意識も徐々にはっきりとしてきますが

酸素マスクを付けているので何も出来ず…。

(二時間は着用する様にという事でそれまで絶食です)

 

<手術結果は…?>

手術は無事成功と主人から、報告されました。

1時間経った頃には喉が渇いたな、つまらないなと…ぼやいてました。

(厳禁な奴ですみません)

 

<痛みは‥?>

動けないので痛みとかも良く分からない感じでした。

(痛み止めが効いていたんだと思います)

それから2時間経ち先生の許可が下りた様で

酸素マスクが外されます

 

そこでザ・ファースト・水分補給タイム

(この飲み物は病院からの支給ではなく

自分で用意しないといけない様で注意が必要です。

そして看護師さんと一緒の時じゃないと駄目。

詰まったりした場合に備えているようです)

 

無事、問題なくゴクリと飲めました。

 

<手術後経過は・・・?>

そこからは許可が下りて

晴れてお昼ご飯が支給されました!

その後は初めてのトイレの時にナースコールだけする様に言われ、

手術モードは無事終了となりました。

(主人もさっさと帰って行きました-.-)

<初めてのお手洗い>

トイレに行くときに初めて体を動かしたので、

違和感にちょっと驚きました。

看護師さんにトイレの入り口まで付き添われて

トイレに行くと

ちょっと膣の方に違和感はありつつも

尿は出たので問題ない感じでした。

 

看護師にその事を報告すると

手術後なので「膣の中にガーゼが詰めてある」という事で

多少の違和感はあるという事でした。

 

その事にちょっとびっくりしつつも納得し、

検温と血圧測定をして後は自由時間です。

今日は手術後なのでシャワーはなし。

 

<主治医から>

夕方チラッと主治医が顔を出してくれて

手術は無事終わってます」と言って下さり

直接言われて、一安心です。

 

<手術後は?>

そのまま寝るまで、又DVD三昧。(笑)

そして手術も終わり、絶食からも解放されて

制限も無いので自由に飲食出来ます。

(病院食のご飯の量が多く動いていないのであまりお腹は空かないのですが、

母が色々持ってきてくれたのでちょっと頂きます)

 

明日は退院です。

たった二日の入院でしたが、やはり家が気になったりしてしまい

正直、中々落ち着かなかったです。

 

それでも上の子は夕方、主人と二人でお見舞いに来てくれました。

少しの時間ですが、顔が見れてホッとします。

下の子は母の携帯のラインからたまにスタンプやボイスメッセージが

送られてきたり。

(初めてのボイスメッセージで音が出てしまい病室で一人焦りました)

 

家族に感謝ですね。

明日の退院が既に待ち遠しいです。

おやすみなさい。

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