入院13.14日目・術後11.12日目。お薬との付き合い方(子宮頸がん1b1期による開腹式広汎子宮全摘術・体験レポ31)

こんにちは。

Mayurikiです。

昨日の続きから、今回は「入院13.14日目・術後11.12日目」の話になります。

<入院生活も二週間が経ち‥>

入院生活も二週間となりました。

術後からも、もう少しで二週間になります。

最初は苦痛で寝たきり生活から始まり、

不安だらけだった痛みも少しづつ原因や解決策が見つかってきました。

そして、その中で自分と薬についての相性についても考える機会が多くありました。

<現在の私の服用は>

現在は痛み止めと胃の粘膜保護薬に、睡眠薬の3種類を服用中です

痛み止めとしてはあまり効いている感じがしません。

が、消炎効果の方を期待して服用しています。

痛み止めで胃が荒れるので粘膜保護薬も一緒に。

(ロキソプロフェンとロキソニンは医師や医薬品会社では成分は一緒と言われますが

その効果には個人差があり、私にはあまり効かなかった印象です。

院内にロキソニンが無い為入院中は処方して貰えませんでした)

それと、入院中は睡眠薬が欠かせません。

(退院後は一切服用していません)

<私が睡眠薬が必要な理由は?>

特に大部屋だと様々な人達との集団生活となります。

今まで、何回かの入院生活で特に感じました。

お互いに交流している患者さん同士もいらっしゃいますが

それは気持ち的にも

体力的にも余裕がないと厳しい物があります。

病気の症状や治療の仕方によっても変わると思います。

それと、私自身が眠りが浅く結構周りに影響を受けやすい事も

大いに関係していると思いますのでこれは全員が一概に必要とは言えません。

<睡眠薬が欲しい時は?>

なので、もし私と同じように必要だと思う時は

最初の診察時(入院時)に主治医と話した際に

睡眠薬をお願いした方がいいなと思います。

私は今回、伝えました。

すると、主治医に直接話すとすんなりと処方して貰えました。

前回の時は途中からの以来だったので看護師からは

欲しい時には声を掛けて下さい」と言われます。

これが、結構私としては辛い。

何がって、、それって一々お願いしないと貰えない。

挙句の果てにはお願いしても

忘れられてしまって結局持って来て貰えず朝になってしまう事も。。

(患者は私だけではないので忙しいのも理解できますが)

なので、今回は常備薬として毎日処方して頂いたおかげで夜の回診の際にきちんと

何も言わなくても処方して貰え無駄な気を遣わずに済みました。

<それでも、今回は睡眠薬にも勝っちゃうお向かいさんの小話>

ですが、今日は睡眠薬を飲んでも駄目でした。

その理由は、

私の目の前のベッドに居る患者さんです。

多分、話の感じだと60代前後かなと思います。

この方はどうやら末期の子宮腺癌と宣告され治療の為に入院されたようです。

治療の甲斐あって、最初は杖をつかなければ歩けない程弱っていたそうですが

今では杖ナシで真っすぐに姿勢良く歩かれています

その回復ぶりには私も心の中でとても驚きました。

途中から私の居る病室に引越して来たので全然分からなかったのですが

ご本人もすこぶる快調なのか、元々の気質なのか、

とにかく豪快で…

あまり他人の目は気にならない様です。

なので、夜中にトイレで起きたと思ったらそのまま眠れなかったようで

TVを付けてクスクス笑っています。

夜中の病院は特に響きます。

物音やTVの光も気にせずといった感じで、さすがの私も駄目でした。

そして次の日の朝、その方は看護師に「眠れましたか?」と聞かれると

寝れな~い。大丈夫、私昼間寝るから~」と、いう会話が聞こえてきました。

 

私も流石に寝不足だったので眠気が襲いウトウトしていると

目の前から、豪快ないびきが…

久しぶりに恨み節が心の中で沸々と沸き起こりました。笑

と、愚痴っぽくなってしまいましたが…

この方、後々になってお話する機会があると凄く気さくな方だと分かります。

<と、何が言いたかったのかと言うと…>

本当に様々な症状と治療方法をしている方がいらっしゃるので

お薬とは劇薬にも良薬にもなるので医師や看護師任せにせず、

きちんと分からないことは聞き

自分で考えて賢く付き合いたいなと思いました。

<お薬の話続きで…>

そして、ここでもう一つお薬の話。

術後中々便が出なかった時に処方された薬がありました。

それが便を柔らかくする薬です。

この薬には、本当に辛い思いをさせられました。

出ないからと朝昼晩と飲むと、一日中下痢が止まらなくなり

入口付近はただれてヒリヒリと痛くなりました。

看護師に話すと

下りやすくなる人も多いので自分で飲む量や回数を調整して下さい」とのこと。

散々な目に合う前にもっと早く聞きたかった。

しかも自己導尿も始まっているので流石にこの時は、

水分コントロールもしていましたが

この時は無視してがぶ飲みしてました。

落ち着くまでお休みして、もう一度後日再チャレンジしてまた撃沈し

それ以降、入院中も退院後も服用していません。

<もう1回言うけど、わたしが学んだこと>

その他にも、今回様々な痛み止めを沢山処方して貰いましたが

一概に効くとは限らないという事を改めて痛感しました。

そして、服用することによる副作用にも直面しました。

何事も表裏一体ですね。

そして、どちらがより自分にとって有益か理解し考えた上で選んで欲しいなと思います。

(これを最近になって知った言葉あります。「医療リテラシー」というそうです)

そして、話は変わって

<11日目の排尿記録>

今日の自己導尿結果は

摂取1,085ml

排出2,000ml

(自尿:171ml・残尿:1,829ml)

5回中全て残尿>自尿となりました。

 

そして、今日から夜中に起きての導尿もなくなりました。

夜中の自尿+残尿量を見ても量が少なく今までの量(バルーン挿入時)を見ても

夜中寝てる間に尿が貯まらないタイプだったようで

しなくてもいい」という許可を頂きました。

その代わりに1日の自己導尿の時間をズラすことで調整することになりました。

夜中起きなくて済み、本当に一安心です。

<12日目の排尿記録>

摂取1,100ml

排出1,078ml

(自尿:0ml・残尿1078ml)

5回中全て残尿>自尿となりました。

そして、12日目からトイレで一人で導尿が始まりました。

中々、ポジションが決まらずカテーテルの挿入が成功せず

看護師から”OK”を貰えずにいましたが、

コツを教えて頂き

遂に今日の夜からスタートとなりました!

(「むくみに痛み止めが効かない」と教えてくれた看護師さんに相談したら教えて貰えました!)

<痛みは?>

傷や痛みは以前よりましになりましたが未だに痛みがあります。

そして原因3の解明もまだまだ、です。

お腹のぽっこり具合にはかなりショックを受けつつも侍医に合う度に訴えると

遂に調べて頂けることになりました。

(しつこい奴で、ごめんなさい)

 

ですが、ここから2日間侍医はG.W.休みなので結果は休み明けまでお預けです。

この頃には患者さんも医師たちもほとんど居ないので

病院全体がいつもより静かな感じでした。

また、明日。

3件のコメント

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