入院10日目・術後8日目痛みが!(子宮頸がん1b1期による開腹式広汎子宮全摘術・体験レポ29)

こんにちは。

Mayurikiです。

昨日の続きから、今回は「入院10日目、術後8日目」の話になります。

<入院10日目>

昨日に引き続き今日も朝6時に看護師にバルーンを抜いてもらい

残尿測定です。

結果としては4回とも残尿>自尿でした。

中々難しいなと実感します。

今日は尿意というより便意でという感じでした。

 

<遂に痛みの原因が…>

そして、今日遂に痛みの原因2が判明します。

それは教授回診の時にでした。

と、言ってもこの時はちょうどG.W時期だったので医師達もお休みです。

(交代制だったようですが)

 

<思わぬ相手から…>

この時に来たのが昨日初めて会話した若い女性医師でした。

昨日は後ろに主治医が一緒についていて

私との会話を見守っている感じでした。

 

それからGOサインが出たのか

今日はその女性医師と複数の若い医師のみの診察でした。

私としては大丈夫なのか?と不安になりつつも

この医師のお陰で今思うと救われたと思えます。

 

<痛みは徐々に広がって>

それは痛みが結構辛く、その範囲も足の付け根までだったのが

太もも全体にまで違和感がおきていました。

そして下腹部の痛みも突っ張りが強くかなり息苦しかったです。

(出産のときに赤ちゃんが下に下りてくると

お腹が結構突っ張り硬くなる感じと似ています)

 

<遂に!>

そして、その痛みを再度伝えると

むくみ、ですかね」

と一言だけ。

その後は「様子をみて下さい」と言って去って行きました。

(私の心配はきっとこのあっさり加減に、ですね)

 

<答えを得て>

最初は「え?」と思っていたのですが、

ちょうど本を持ってきていたのを思い出し手に取りました。

 

この2冊の本です。

そこに載っている自分で行うリンパマッサージ

という項目を見つけて試してみる事にしました。

(どちらも似た内容なので見てみて分かり易い方をお勧めします)

 

<遂に、遂に…>

すると、最初は半信半疑だったのですが。

付け根と下腹部が痛いので最初やりづらく辛かったのですが、

少しずつ何回も行う内に痛みが少しですが、

緩和されていくのを実感しました。

 

本当にやっと謎が解けた。

出口が見えた瞬間でした。

 

また明日。

明日からは短縮して2日分づつにしようかと思います。

 

<セルフマッサージ(むくみケア)注意>

後に看護師から伺ったのですが

自分で行うリンパマッサージには注意も必要との事でした。

治りたい一心で一生懸命やってしまい逆に悪化させてしまう方もいるようです。

なので行う場合には自己責任のもと、注意して下さい。

 

pointとしては、

私が行う時は力強くというより”さする”ように行っていました。

力は入れずさするように流すように。

リンパ節を取った事により切除部分にたまったリンパ液

行き場を失い溜まってしまい(滞留)むくみとして現れ、

それが悪化する事によってリンパ浮腫となるようです。

 

そして、このむくみは術後全員がなるわけではなく

個人差があるようです。

ですが大体術後1週間位から出始めるそうなのですが、

私の場合はそれよりも早く出ていたので

もし傷以外の痛みがある場合は疑った方がいいかもしれません。

 

そして、その場合セルフでマッサージを行う場合に圧迫することは禁物です。

さする様にしてきちんとわきの下にあるリンパに流してあげて下さいね。