健康診断で言われる「早期発見・早期治療」って意味あるのかな?

こんにちは。

Mayurikiです。

<コロナウィルスからの~話>

最近、コロナウィルスに対する情報がTVやインターネットだけでなく、

直接私達の身近な場所でも飛び交っています。

今日は”ウィルス=感染症”から見えてくる

、健康診断やがん検診などで叫ばれる

「早期発見・早期治療」について

を考察してみようと思います。

<そもそもいつから?その意味って?>

がん検診や健康診断でも良く聞く「早期発見・早期治療」って

何で叫ばれるようになったか知っていますか?

正直、私は知りませんでした。

いつの間にか耳にするようになり、

知らず知らずのうちにそう思っていました。

 

改めて考えてみると…?

答えは、沢山のTVのCMや芸能人の末期がん患者に対する

ニュースなどで少しずつ情報を得て(刷り込まれて?)いたと思います。

そこには癌に対する畏怖と共にワンセットで聞こえてくる

「早期発見、早期治療」という言葉。

末期がんになる前の初期に発見し治療することで根治出来る。

私自身もそう思い、実際に治療までしました。

ですが、

そこから近藤誠氏の「眠っているがんを起こしてはいけない」を読んでから

改めてがんについて考えるようになり、

この理屈は本当に正しいのか?と考えるようになりました。

<近藤誠氏のがん論を簡単におさらい>

簡単に言えば

最初のがん幹細胞に転移能力が備わっていなければ

それは「がんもどき」となり治療の必要性がない

転移能力がある場合は「本物のがん」となり、

たとえ治療しても治らない

そして、そこで提唱したのが「がん放置療法」

※ただし、適用外のがんもあったり、生活の質が落ちる場合の治療はした方がよい。

(近藤誠氏の提唱している理論(哲学)についての詳しい記事はこちららどうぞ。)

とのことでした。

 

<そこから見えてくること>

ここで読んでピンと来た方は凄いと思いますが、

つまり、早期治療・早期発見しても

意味ないじゃーん!

早期治療・早期発見って

どこから来たの?

実はこの言葉は、

「ウィルス」に感染した際の合言葉だったことを

ご存じでしょうか?

そもそも「早期発見・早期治療」というのは、

完治の可能性がある感染症の結核で成功し手法が始まり。

がんに対して「早期発見・早期治療」という言葉を使うと、

早く見つければ完治する、という誤解を与えてしまいますよね。

中村氏の言葉を書籍より引用

驚きました。

ここに2つの衝撃を受けました。

1つ目は

「早期発見・早期治療」は

感染症に対しての手法だったこと。

 

2つ目は

そのままがんに対しての一般で言われている

理論には誤りがあるのかもと言うこと。

 

よく「がん検診で早期がんが見つかって、

手術できれいに取ってもらったから5年経った今も再発せずに元気でいる。

私はラッキー」という話を聞きますが、

本物のがんなら、見つかる以前に転移してます。

なんの害もない「がんもどき」を見つけられ、

必要のない手術を受けて臓器を傷つけたのだから、

ラッキーではなく損した事になります。

近藤氏の言葉を書籍から引用

 

もうこの会話だけで、

_| ̄|○…

 

正直、

私はこの方たちの記事や書籍だけでは

中々まだ凝り固まった頭をほぐし切れていませんが。

 

<最近、別のところからも‥>

ですが、最近ある情報を聞き思わず

「それってさ…」と

思ってしまいました。

 

私のした切除手術に対して以前、

医療従事者をしていた知り合いの方と話していたことです。

 

その方は、

私が転移していたらどうしようとやきもきしていた時に

多分、大丈夫だよ」と言われました。

何故、そう思うんだろうと不思議になり聞いてみると…

昔から手術した際(これは子宮頸癌に限った話ですのであしからず)に、

どこにも転移箇所がなく子宮頸部だけの局所的だった場合は

再発の可能性は低いって言われてる

という事でした。

 

確かに主治医だった方にも

病理診断の結果”低リスク”と告げられました。

 

ええっ?

 

それって、近藤氏の言っている「がんもどき」そのままじゃん!

って、心の中で思ってました。

 

近藤氏の話って医療従事者の間では通説なの?

「もうがんは取り切れてるから大丈夫だと思うよ」

と励ましを頂きましたが…

 

私は、モヤモヤ。

 

それが、通説ならこの「がんもどき」説もあながち間違いではないのか?

と思ってしまいます。

 

だからと言ってがん放置療法を全て信じて実践できるか?は、

また別問題。

 

ですが、そもそも近藤氏の言う様にがん放置療法の哲学は”時間稼ぎ

にあるのかなと私は思っています。

 

これには、わたし自身も絶賛実践中です。

(その記事はこちら

と、話は戻って…

 

<まとめ>

実際には「早期発見・早期治療」に有効なのは感染症に対して

WHOは子宮頸癌治療に検診が貢献していると評価していても

実際に、

それによってがんでの死亡者数は変わらないという事実があること。

 

つまり、評価しているだけ。

努力は認めますよって?

 

あなたはこれについて、どう思いますか?

ぜひ、意見を聞かせて下さい。

 

<おわりに>

今回コロナウィルスによって亡くなられた方には心よりのご冥福をお祈り申し上げます。

又、感染してしまった方の一日も早い回復を心より願います。

一刻も早い収束を切に望みます。

 

わたしの身近でも、コロナウィルスに対する影響は日々大きくなっているなと実感します。

子供達も今年卒業を控えていたのですが、政府による一斉休校の要請により状況は一変。

 

全てのお別れ会などは中止となり、

今の所は簡素化された卒業式のみを卒業生、教師、保護者のみ行う

という方向になっています。

 

そして、

自粛要請により急遽学校に行く行かないと言う選択肢を提示されたので

保護者、児童達、教師達一同、困ってしまっているのが現状です。

 

”なってからでは遅い”。

 

ごもっともです。

 

子供達の健康をという気持ちもありますが、

実際には「若者が羅漢した際には、症状は軽い」という

情報が今現在は流れている事により「なぜ、学校を休ませるのか?」

という声が一部では上がっているようです。

 

ここで元大阪府都知事の橋下徹さんの言葉が、ヒントに?

また一斉休校は子供を守るためではなく、他の集団への感染を防ぐ社会防衛措置です。子供たちから高齢者や基礎疾患患者への感染を防ぐ効果がある。スペイン風邪は軍と学校が感染エンジンだったと言われています。子供たちを守るだけなら通常の学級閉鎖基準で十分。

 

実際、

橋本氏はの以前のニュース番組では

「子供達の為というからおかしくなる」と発言していましたが

(揚げ足を取る様で嫌ですが)、

この言い方には賛同しかねると前置きをしつつ…

根本的理由はここにあるんだなという事は理解しました。。

 

子供達を犠牲にすることで経済を助けるじゃないですけど…

 

何だか、また切なくなる言い方。

確かに、経済が成り立たなければそれを養う親、大人達は行き届かなくなり

最終的には子供達自身の生活をも危機が脅かされてしまう。

 

それでも、未来ある子供達が居るからこそ経済が存在する事を

大人であり親である私自身が”忘れちゃいけない”と、考えさせられました。

(株価なども将来上がるだろう、伸びるだろうという未来に対する投資。

その未来の担い手がいなければいつかは終息してしまいます)

 

そして、子供達が出来なかったお別れ会は

また別の機会に親である私達がしてあげられる何かでプレゼントしたいなと思っています。

少しでもプラスにポジティブするにはどうしたらいいいだろう?と

考える気持ちは大切ですよね。

 

(知り合いの医療従事者の話はあくまでも私が聞いた話であり、

全ての方の話ではありませんので予めご理解頂ければと思います。)

 

<今日登場した書籍>