ここでは様々な角度からの医学関連書籍を紹介します。
<前置き>
「医学=西洋医学」と思ってませんか?
医学とは?(Wikipediaより抜粋)
人体の構造や機能、疾病について研究し、疾病を診断・治療・予防する方法を開発する学問である 。
医学は、病気の予防および治療によって健康を維持、および回復するために発展した様々な医療を包含する。
はい、どこにも西洋医学とは書かれていません。
世界各国には様々な医学があり、例えば、中国伝統医学、イスラーム医学、西洋医学 等々がある。
ギリシャ医学 、ユナニ医学(イスラム医学) 、中国医学 、アーユルヴェーダ(インド伝統医学)、チベット医学など、歴史が長い医学を、まとめて伝統医学と呼ぶことがある。
なおこれらの伝統医学は各地で現在でも用いられており、現役の医学である。
分かりました?
そう!つまり、どれも医学。
お国が変われば治療方法も変わるのかな?
そんな探求心がむくむくと出てきます。
<漢方>
「初めての漢方医学:漢方治療と漢方薬のはなし」著:入江 祥史
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中国の中医学をベースに日本人に合わせて変化してきた医学「漢方」について。
初心者の私にも分かり易く、西洋医師と漢方医の診察の仕方を比べながら紹介してくれたり、症状別にも紹介しつつ漢方だけに拘らず柔軟な発想で診療、執筆している方だなと思います。
また自身のことを西洋医学派か漢方派と問われれば「治れば何でもあり派」と仰るところに私は共感を覚えます。
過去記事:「知らずに飲んでたかも?…風邪の引き始めには葛根湯と思ってない?」
<今の西洋医学である現代医学へ警鐘を鳴らす>
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「医原病」を知るきっかけとなった本書。切り捨てる前に一度読んでみて欲しい一冊です。